兵庫県立芦屋国際中等教育学校にて阪上邦子講師が授業開始!

兵庫県立芦屋国際中等教育学校の中学2年生を対象に、11月13日、27日、12月11日の3日間で4タイムの授業を務めました。生徒は1クラス40名の2クラスで、1名が2タイムを受講しました。

この学校は、一般の中学校・高等学校にあたる前期課程・後期課程の6年間を通じて、異なる言語環境や文化的背景のもとに育った生徒が、能力や適性に応じて弾力的に学ぶ中高一貫校として、教育活動を展開しています。

学校側からの講座への当初の要望は、「帰国子女や外国人生徒のための日本で役立つ現代マナーを教えていただきたい」ということでした。

50分授業のなかでなにができるか、打ち合わせを丁寧にした後、私から、日本特有の「おもてなし」と「おじぎ」の文化についての講和後、それに係る実技をすることを提案しました。

初日は、担当以外の先生や保護者の代表の方々も参観され、新型コロナウイルス感染症拡大防止によって参観できない保護者のために配信する撮影もあり緊張しましたが、それも束の間でした。生徒はみな「今から何が始まるのだろう」「マナーってなんだろう」という思いもあってか真剣そのものでその熱意にこちらも発奮しました。

実技は、立ち姿や挨拶言葉をつけてのお辞儀のしかた、椅子の立ち座り、入退室などをしましたが、授業を終えたときの挨拶言葉や態度は、整然として清々しいほどの出来栄えでした。

保護者の方からも「自分は日本人だが、日本のお辞儀に種類があるとは知らなかった」「とても内容のある授業だった」との言葉をいただきました。担当の先生からは「この授業を設けてよかった」と話してくださいました。

また、当初の予定は2タイムでしたが、授業の一環である「調べ学習」の際に企業にかける電話のかけ方の依頼も受け、後半の2タイムはその授業をしました。電話のかけ方の学習が一通り終わり、希望する生徒に実際に電話をかける実技をしてもらいましたが、積極的に手を挙げたその生徒はまだ日本語が得意ではなく、そのたどたどしい日本語で一生懸命相手に思いを伝えるその姿に胸が熱くなりました。

今回の授業で、生徒たちは日本のマナーを改めて正式に経験した訳ですが、私にとっても日本人の生徒だけを教えるのとは少し違った貴重な体験となりました。